パケット詰まり解消法


・高Aspdで殴ってるのに時々詰まった様に動作が止まったりして、高Aspdでも何か物足りない
・テレポート使用時のブラックアウト時間が若干長めで、時たまテレポした先でダメージを食らってたりする
・ストームガスト等を撃ちこんだ時にmobの表示位置がズレている事がある(特に滑り割り等)


そこら辺の問題を解決する為の方法を2つ程。
因みにこれらの現象はパケットの送信遅延によるもので、TcpAckFrequencyというのを設定する事で治ります。
まぁTAFとは何かとか色々細かい所を書いても理解出来る人と逆の人で分かれると思うのであまり細かくは書かないが…


TCP/IP(ネットワークの通信)には、細かいパケットを一つの纏まったブロックとして送信する機能がある。
細かいパケットというのは、ネトゲ(この場合RO)で言う所のキー情報(何のキーを押したか等)や座標位置の表示等がソレ。
本来はこれによって通信回数を減らして一気に処理する事でブラウジング等の高速化が図れるんだが、ネトゲ等の場合は逆。
パケットが纏まった情報になってから送信されるが為にその間で若干の遅延が発生し、その結果ラグや座標ズレが発生する。


なので今回はそのブロックの規模を小さくし、パケットを即座に送信させる事でそういったラグを少なくする方法を書いてみる。


あ、但し注意点が幾つかあって…


まずこのTAFを設定する事でROの挙動は良くなるが、若干PCにかかる負荷が増え、ブラウジングも少し遅くなるかも知れない。
通信の幅を狭くしてしまう設定なのでそういったデメリット等は覚悟してください、まぁ逐一設定を変えるのも手かもしれないが。
それから今回の設定はレジストリに干渉するので、万が一どこかで操作をミスしてOSの再インストールになったとしても知りません。


早い話が自己責任。



直接レジストリを弄る


ミスると危ないのであんまりオススメしません。



WindowsキーとRキーを押して[ファイル名を指定して実行]のウィンドウを表示させ、「regedit」と入力して実行。
本来はこれでレジストリエディタが出ますが、出ない場合はローカルディスクのWindowsフォルダにregedit.exeがあります。



エディタの文字が小さいので見え難いですが、
HKEY_LOCAL_MACHINE
→SYSTEM
→ControlSet001
→services
→Tcpip
→Parameters
→Interfaces
という順で開いていきます。


Interfacesフォルダの中にあるのは自分の使ってるネットワークアダプタのキー。
その中から自分の使ってるキーを探してください、人によっては1~2個の場合もあるし、自分何かは5個位あります。
ヒントとしては、キーの中のIPAddressの値を見て、自分のPCのIPと合うかどうか確かめてみると分かるかも知れません。



自分の使ってるキーを見つけたら右クリックして上のSSの様に進めて…



新しいキーを作成出来たらTcpAckFrequencyとリネームし、右クリックから修正を選択。
上のSSの様に値のデータを1にしてokを選択、あとはPCを再起動させてください、これで出来る筈。



レジストリとか分かりません><って人向け。


http://factory.sakura.ne.jp/tuneapp/dist/tuneapp-1.3.2.zip


上のzipファイルをダウンロードして解凍、展開、中に入ってるtuneapp.exeを起動。



左メニューの中にあるTCP/IPを選択し、アダプタの項目で一番上のLANカード名を選択。



下の方にTCP遅延ACKというのがあるので、その値を2から1に変更して設定反映、再起動。


ぶっちゃけこっちの方が楽ですね。