流石は嘗てのヒロイン達だ……。

『弱きを認めた者に恥辱の称号を与える』

デデドン(恥辱)

昨日の記事で紹介した、アペンドキャラクターのリリィとヴァレフォルですが……。
実際に育成してみたところ、とんでもなく強い事が判明しました。

まずリリィ。
こいつはダンジョン系一作目・姫狩りにおいて、全ての武具を装備出来るという特性がありました。
今作でもその特性を受け継いでおり、特定キャラの専用装備品以外の全武器・防具を装備する事が出来ます。

その為、工房の発展状況にも寄るが、Lv1の段階で既に物攻53とかいう化物じみた火力にする事が可能。

Lv1でこの火力である。強い。(確信)

また、ステータス面も悪くないどころか非常に優秀。
Lv30にしてHPは100を超え、物攻・魔攻の両面共にバランスが良いので両刀も可能。
スキルも移動アビリティや特攻アビリティ、果ては姫狩り由来の壊れスキル・自動復活まで覚える。
そも早い段階で吸収と復活を覚える上に、防御ステも平均的なので、はっきり言って死ぬ機会が殆ど無い。
加えて、これだけの性能でありながら召喚コストもかなり低いので、この子でコスト上限に引っかかる事も無い。
めちゃ簡単に言えば、姫狩りでメインユニットしてた頃の性能を、そっくりそのまま今作に持ってきた様な感じ。
更に敢えてROで例えれば、BaseLv1の段階で既に全サイズ・全属性理想特化所持の上、+10邪竜を装備してる感じ。ヤバイ。

欠点らしい欠点を上げるとすれば、大抵のキャラがLv60付近で覚える"二回行動"を覚えない事。
一応それの下位互換である"再行動"は覚えるものの、元々の移動ステが低いので、周りに比べて足が遅い。
また、Lv60まで育てても遠距離スキルは二種のみで、威力もお察し程度。要するに攻撃面は装備に頼りになります。

ただまぁ、その辺りを抜きにしても破格の優遇具合と言えます。
足が遅くて遠距離が乏しいってだけなので、時間掛けて敵陣突っ込んで斬り殺せば済む話だしね。
マジで殆どのマップこの子一人で攻撃面確立出来るだけの性能持ってます。流石は一作目のメインヒロインだ……。

一方、こいつは足回りがヤバイ。
一行で書くならば、攻撃を九割避け、他ユニットの二倍速で行動し、マップ探索と敵撃破を一人で熟すキャラ。
簡単に言えば攻撃と回避と移動を伸ばしまくったアヴァロくん。ROで言うなら残影持ちメカニックみたいなもん。ヤバイ。

元々ヴァレフォルは盗賊……もとい、怪盗という設定のキャラなんだが、その設定を生かしまくった性能になってます。
まず素の回避が異常なまでに高いです。素で高いのに装備とアビリティ込みで更に高くなります。頭おかしい。
どれくらい高いかと言うと、まず前提として今作の味方ユニットの平均回避値が大体素で20前後くらい。
一周目で味方になるキャラの中ではイオルが最も回避が高く、Lv60の時点で回避40を超えます。
あとは嵐燐結騎も高いかな。こいつは育成次第ではイオルよりも高いかもしれない。

一方のヴァレフォル、Lv60を超えた時点で圧巻の回避50オーバー。
加えて回避に影響するスキルを習得する為、スキルと装備を合わせると平気で回避値110を超えます。
一応イオルもスキルや装備で回避を伸ばせるけども、こちらは諸々合わせても90が良いとこ、100は超えませんね。
回避は敵の命中値にも影響するので厳密な100％回避というのは難しいけども、一先ずこの性能なら九分九厘被弾しません。

そして移動ステの高さ。これ、補正抜きの移動可能マスです。
これに加えて装備で更に移動マスが増える他、デフォルトで探索、解錠スキルを覚えます。
先に書いた諸々伸ばしまくったアヴァロくんってのはこの事ですね。遺跡修理以外は全てアヴァロくんの上位互換です。

あと、ヴァレフォルには"お宝回収"という特殊アビリティがあるんだが……。

まずフールティアス(移動マス増加＋ドロップ判定二回上昇)を装備したアヴァロくん。
別にアヴァロくんに限らずとも、大半のキャラはフールティアス装備なら大体6個のアイテムが落ちます。

一方のヴァレフォル、一度の撃破で12個獲得。
……という感じで、特殊アビリティ"お宝回収"は、撃破時のドロップを二倍にする効果があります。
これにより、アペンド二週目は彼女にフールティアスを装備させる事で、一度に大量の素材を集める事が出来ます。

更に魔攻のステータスが高く戦闘能力がある為、他ユニットによる介護の必要も無い。
高い移動ステで探索を熟し、探索・解錠で宝を集め、高い回避と魔攻で敵を単騎で撃破し……。
おまけに撃破時のドロップはアビリティによって増加し、回避が高いので回復剤も滅多に消耗しない。
マジで遺跡修理以外は全てこいつ一人で終わらせられます。寧ろアヴァロくんの仕事が修理しか残らない。

ヴァレフォルの欠点を上げるとすれば、魔攻に比べて物攻は控えめであるって事くらいかな。
両面共に優秀なリリィ程の突破力は無いので、介護の必要は無いとは言え殲滅力は言うほどでも無いです。
あとは装備出来る武器種は他ユニット同様に限定装備なので、相性の悪い敵や極端な高耐久相手だと簡単に止まります。
と言ってもこの辺りは他のユニットでも言える事だけどね。殲滅力と生命力の塊みたいなリリィがおかしいってだけで。

という感じで今日はアペンド参入キャラの紹介でした。
この二人が居るだけで「一周目はなんだったんだ……」ってなるから、皆も早く二週目やろうね。
あといつも通り記載されている会社名や製品名、システム名、動画諸々などは、各社の登録商標、もしくは商標です。

……え？　二週目なのにあの人の事を忘れてる？

一体誰の事だろう……。